雪で転んで骨折

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大雪の後に良くある問い合わせ

2024年2月5日はここ数年では珍しいくらいの降雪がありました。

当院がある稲城市平尾も積雪し、夜なのに明るいくらいでした。

この辺りは坂が多く、当院前の上平尾交差点から稲城駅方面・駒沢学園方面へのバスは雪になるとその区間が運行停止になるのが通例ですが、今回はどうだったのでしょうか。

新百合ヶ丘駅や栗平駅や京王若葉台駅から徒歩やバスでこの近辺に帰宅される方々がお怪我等されていないことを祈るばかりです。

今回のコラムは「雪で転んで骨折」です。

雪が降った当日ではなく、翌日・翌々日に凍った地面に足を取られて転倒してしまう事故が後を絶ちません。

転倒というと、高齢者に多い印象があるかもしれませんが、雪が降った後の転倒は年齢や性別とはあまり関係ないように思います。

ただ、若い方は骨密度や椎間板の柔軟性が高いので、転倒しても骨折に至らないケースが比較的多いです。

雪の翌日に転んで起こる骨折で特に多いのは圧迫骨折とコーレス骨折です。

圧迫骨折

圧迫骨折とは、背骨を構成する松ぼっくりのような形の骨・椎骨が折れたり割れたりする骨折です。

骨粗鬆症がある方、高齢者の方に好発します。軽くぶつけた、くしゃみをしたなどの突発的な外力(瞬間的にかかる外からの力)で簡単に起こります。

雪の翌日の転倒の場合は、尻もちが原因になることが多いです。

お尻をついた衝撃が背骨に縦方向に伝わり、背骨に骨折が起こります。

「高齢者の背骨は結構簡単に折れる」ということを頭に入れておいた方がいいかもしれません。

中高年の女性で骨粗鬆症がある場合も同様に骨折が起こりやすい状態です。

良くあるお問合せは「滑って転んでから腰が痛いのだけど見てもらえますか」というものです。

この時もしも圧迫骨折がある場合は、整体は適応範囲外となります。病院にてレントゲンを撮ってもらい、必要な処置を受けましょう。

圧迫骨折自体は無事によくなったけど、痛みや違和感や動きにくさが残るといった場合は整体の適応範囲となります。

背骨の関節の動きや、患部に関連する部分のケアをすることで段々とよくなっていきます。

骨折がある場合はすぐに医療機関、骨折後骨はくっついたけどまだ不調がある場合は整体院というような考え方がいいと思います。

コーレス骨折

コーレス骨折とは、手(前腕)の骨折です。手首のすぐそばの親指側の骨が骨折します。

多くのコーレス骨折は手をついて体重を受けたときによく発生します。

先ほどの圧迫骨折が転倒による尻もちで良く起こるのに対し、コーレスは転倒して咄嗟に手をつくことで起こります。

頭や背骨を打たなかっただけヨシ!とも言えますが手は何かにつけて使う場所なので非常に不自由な思いをすることになります。

コーレス骨折も圧迫骨折同様、整体は適応範囲外となります。骨折は医療機関である整形外科にかかりましょう。

コーレス骨折は骨折がなおった後、握力の低下や握りづらさ、痺れや違和感を残すことがあります。

骨折した周辺の組織や神経の影響で肘の痛みや肩の痛み、首周辺の不調などを出すこともあります。

コーレス骨折が良くなった後の首・肩・肘・腕の問題はぜひ当院にお任せください。

コーレス骨折後の問題には肘の整体法を行います。

とにかく転ばないことが大事

転倒はただの他人事で自分に起こるはずもない、と考えている方が圧倒的多数だと思います。

ですが、必ずしも足腰の弱った高齢者にだけ起こる事故とは限りません。

雪が降った翌日、日陰になりやすい場所の路面が凍っていて転倒することもあれば本当に僅かな段差に足を取られて転倒し大怪我を負うことも全然あり得ます。

電車や信号に間に合うように、晴れて路面の乾燥した日と同じ感覚で小走りをして、転倒して骨折などは意外と良くある話です。

骨折によっては、怪我の直後はそれほど腫れず、若干の時間差で急激に腫れてくるものもあれば、見た目にはそれほど変化がないけどなかなか痛みが取れないので病院に行って検査してたらバッチリ折れてた、というようなものもあります。

誰が見ても「こりゃ折れてるだろ……」というものばかりではありませんので、転倒して数日経っても一向に痛みがひかなければ是非一度病院に行ってみましょう。

その上で、レントゲン撮影で特に異常がないと判断された場合は整体院などの選択肢を検討しても良いと思います。

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