院長経歴
19歳から東京都品川区にある鍼灸整骨院の受付アシスタントとして働き始める。
働きながら専門学校に通い、鍼灸あんまマッサージ師の国家資格を取得。
28歳で東京都世田谷区でクラシックバレエを踊るバレリーナを専門に診るバレエ整体院を開業。
2017年の夏、住まいのある東京都稲城市に整体院を移転。
屋号を『稲城ひらお整体院』と改め、クラシックバレエのお悩み以外に、何度も繰り返す慢性的な不調の根本原因解消を目指す整体院としてリスタートしました。
私が整体院を開業した理由
整体師を志したキッカケ
私の場合、整体師を志したキッカケは「人に喜ばれる仕事がしたかったから」でした。
自営業であった両親の働く姿を見て育ち、自分自身も学生時代から様々なアルバイトを経験した結果でしょうか。
当時の私は「仕事とは辛いもの、大変なもの、イヤなことしてお金をもらうもの」という考えを持っていました。
そんな中で、人々の健康に寄与しながら、喜ばれて感謝までされる仕事があるということを知りました。
働くことに対する価値観を一変させてくれる、夢のような仕事だと思いました。
当時は経験も資格も何もない身でしたが、ありがたいご縁があり、受付アシスタント兼補助の見習いとして整体院業界に足を踏み入れることが叶いました。
どうにか潜り込めた整体施術の世界はとても奥の深いものでした。
筋肉・骨格・神経なあど生理的な知識、深い背景を持った様々な施術法はもちろん、よりよい結果を出すためには栄養学や心理学なども学ぶ必要がありました。
そうして私は手技療法の世界にのめりこみました。
受付アシスタントとして働きながら、専門学校に通い、国家資格を取得し、施術者としてステップアップしながら通算八年近くこちらの鍼灸整骨院にお世話になりました。
あまり手先が器用な方ではなかったので、治療院が閉まった後は毎日毎日夜まで練習していました。
それでも手技の覚えが悪いスタッフでした。今にして思えばそんな不器用なのによくこの業界を選んだものです。
ご自身の家庭もあるのに遅くまで指導してくださり、篤く面倒を見てくださった当時の先輩たちには今でも(これからも)頭が上がりません。
やがて院内トレーニング以外でも、より高い技術とより深い知識を求め、外部の勉強会やセミナーにも積極的に参加するようになりました。
整体師を続けている理由
飽きっぽく変に冷めたところがある自分がここまでこの仕事を続けてこれたのは、二つ理由があると思います。
ひとつは、恩師や先輩、家族や友人などの手厚い支えがあったこと。
先達の方々からご指導をいただき、周りの人たちに全面的に応援していただけたおかげだと思います。
もうひとつは、自営業という家庭環境。
我が家は自宅兼店舗の自営業だったので、会社勤めの方と違って働く両親家族の姿を間近で見て育ちました。
完全な休みは月に二日くらいだったと思います。
週休二日ならぬ月休二日。ブラックとかそういうレベルではありませんね。
たまの休みの日でもお得意さんからの連絡があれば仕事に出て、思い出す限り朝から夜中までずっと働いてました。
重いものを持ちすぎた父は首と腰を悪くし、朝から晩まで立ちっぱなしで仕事と家事を両立した母は膝を悪くしました。
そういう姿を見てきたので「仕事とは辛いもの、大変なもの、イヤなことしてお金をもらうもの」という考えが若くして染み付いてしまったのかもしれません。
同時に、厳しい環境で働く人たちをどうにか支えたいという気持ちが自分の信念に強く生まれました。
慢性的な体の痛みや不調でお悩みの方は、大半は激務の方です。
仕事の負荷が大きい、仕事量が多すぎる、休みが少ない、育児と仕事を両立している……
そういった頑張ってる人と直接的に関わり、向き合い、改善の方へ二人三脚で進んでいく仕事に強い意義と価値を感じて、かれこれ二十年この仕事をしています。
転職、退職、独立開業
八年の修行期間ののち、別の整体院に転職しましたが数年で退職し、独立開業をすることになりました。
退職理由は施術に対する方向性の違いです。
自分のやりたいことをやりたければ自分の院を持つ必要がありました。
リラクゼーションではなく、あくまでも根本的な問題からの改善を目指した施術をやりたかったのです。
短い期間での退職で、大変よくしてくださった社長や先輩スタッフの皆様にご迷惑をおかけしてしまったことを今でも申し訳なく思っています。
かくして整体院を退職した私は小田急線の経堂というところで独立開業しました。
中空階にある、雑居ビルの一室での開業でした。
経堂駅周辺はたくさんの整体院がある地域で、もともと私が見ていた患者さんたちはその半数以上がバレエ関係者の方たちでしたので「それならばバレエ専門でやろう!」と思い、三年半ほどバレリーナの施術を専門的に行いました。
(今でも当院にバレエの患者さんが多くいらっしゃるのはこういう理由です)
バレエ専門でも当初からリラクゼーションではなく根本的な改善を目指していたので、整体施術だけでなく、体の使い方や特殊なセルフケア、生活習慣の指導まで深く介入した施術をしていました。
施術というよりはセッションという方がしっくりくるような整体院でした。
そうした包括的なアプローチを行うことで多くのバレリーナやダンサーの痛みや不具合を解消することができました。
確かな手応えを感じる一方で、バレエ団やお教室の方針によってはうまく噛み合わないこともあり、バレリーナの整体は『最終的にはバレエ指導者の影響が大きい』というジレンマも感じるようになりました。
稲城市へ移転
第一子を授かり、今後の整体師人生を考える節目が来ました。
残りのキャリアでどのような仕事をしていきたいかを掘り下げた結果、この仕事を続けてきた理由である『厳しい環境で頑張って働く人たちを支えたい』という原点に立ち返りました。
そして末長く、縁もゆかりもあるところで働きたいという思いから2017年7月、住まいのある稲城市に移転し、稲城ひらお整体院として屋号も新たに開業いたしました。
稲城ひらお整体院は長年にわたる慢性的なお身体の問題をみる整体院です。
一人でも多くの地域の方の健康不安を減らし、元気に暮らしていただくことを目標としています。
具体的には、繰り返す肩こり・腰痛・頭痛などのお悩みを根本原因解消を目指した施術を行なっています。
本当にひどい腰痛や肩こり、頭痛は生活の質を著しく低下させます。
- 腰が痛くて座っていられない。
- 長年のデスクワークで肩こりがひどく、頭痛や吐き気がする。
- 家事と仕事の両立で全身が辛い。
- 痛み止めや頭痛薬が手放せない。
このような状態が長く続けば、肉体的な健康だけでなく、精神的な健康も損なわれてしまいます。
とはいえ仕事や生活スタイルを完全に変えるのは正直難しいです。
だからこそ、一時的な緩和ではなく、その根本原因の解消を目指したい。
どこに行っても良くならないお身体の悩みにもう騙し騙し付き合うしかないのかな、と諦める前にぜひ当院にご相談ください。
小さなことでイライラせず、常に前向きに明るく笑えて、仕事に、家事に、趣味にイキイキと打ち込める元気でハツラツとした体を取り戻しましょう。