六月の頭痛:予防と原因

目頭を抑えたジャケット姿の女性

六月は頭痛がなぜ起こりやすいのか?

六月になると、頭痛に悩まされる方が非常に増えます。

元々慢性的な頭痛をお持ちの方でこの時期に症状が強く出てしまうこともあれば、普段は滅多に頭痛がない方が六月の梅雨時期だけ頭痛に悩まされるというケースもあります。

この時期特有の要因が重なり、頭痛が起こりやすくなると考えられます。

今回は、六月に頭痛が増える理由と、それを予防するためのセルフケア、頭痛になりにくい生活習慣について詳しく解説します。

梅雨と気圧の変化

六月は梅雨の季節です。梅雨前線が活発化して気圧の変化が激しくなります。

気圧の変動は体に大きな影響を与えます。

血管運動にも影響を与えますので頭痛を引き起こす直接的な原因となります。

低気圧が接近すると、血管が拡張しやすくなりそれにより頭痛が誘発されます。

この時期は肩こりや運動不足からくる緊張性頭痛だけでなく、ズキズキと疼くような偏頭痛が起こりやすいです。

湿度が高い

梅雨の時期は湿度が高くなり、空気が重く感じられます。

高湿度の環境では心身代謝が低下します。

そして、放熱がうまくいかず熱が体内に篭りやすくなります。

その結果、体内の水分バランスが崩れやすくなり、頭痛の一因となります。

また、湿度が高いとカビやダニが繁殖しやすくなります。

こちらは稀ではありますが、カビやダニなどの影響でアレルギー反応を引き起こして頭痛を引き起こすことがあります。

季節の変わり目によるストレス

季節の変わり目は身体にとってストレスとなります。

気温や天候の変化に体が対応しようとする影響で、自律神経が乱れやすくなるからです。

梅雨時期はじっとりとした多湿の日もあれば上着が必要なくらい肌寒い日もあります。

天候気候が安定しにくく、その都度自律神経は環境への適応を迫られて疲弊します。

この自律神経の乱れと疲労が頭痛を引き起こす要因の一つです。

頭痛予防のためのセルフケアは?

水分補給

頭痛の予防には適切な水分補給が非常に重要です。

体内の水分が不足すると血液の循環が悪くなり、頭痛が起こりやすくなります。

湿度が高いと喉の渇きを感じにくくなる傾向があります。

脱水は頭痛だけでなく肩や首の痛み、腰痛などを悪化させる要因です。

いつも以上にこまめに水分を摂るようにしましょう。

休息とリラックス

ストレスは頭痛の大きな原因です。

十分な休息とリラックスを心がけることで、ストレスを軽減し頭痛を予防することができます。

前の段落で書いた理由から梅雨時期は外部環境が変わりやすいため自律神経が疲労します。

しっかりと休息し、良く眠ることで神経の疲労は回復します。

なかなか疲れが取れない方はヨガや深呼吸、瞑想などのリラックス方法を取り入れても良いでしょう。

規則正しい生活

規則正しい生活習慣は自律神経のバランスを保つのに役立ちます。

毎日同じ時間に起き、同じ時間に寝ることで、体内時計が正常化しやすくなります。

休日前の夜更かしや休日の寝すぎはとても楽しいことですが、次の1週間のリズムを狂わせます。

生活リズムを一定化させることで自律神経の乱れを予防しましょう。

頭痛になりにくい生活習慣は?

バランスの取れた食事

栄養バランスの取れた食事は頭痛予防に重要です。

特にビタミンB群やマグネシウムを多く含む食品を積極的に摂取することで頭痛の発生を抑えることができます。

例えば、ほうれん草、アーモンド、バナナなどが良いでしょう。

逆に、ヒスタミン反応を促すチョコレートや砂糖類の多量摂取は控えましょう。

適度な運動

運動はストレスを解消して血行を良くする効果があります。

特に有酸素運動は頭痛予防に効果的です。

ウォーキング・ジョギング・サイクリングなどを日常生活に取り入れることで、頭痛の発生を減少させることができます。

ただし現在進行形で頭痛がある場合は運動によって悪化する可能性があります。

体調が安定しているときに運動しましょう。

良質な睡眠

睡眠不足は頭痛の大きな原因となります。

毎晩7〜8時間の良質な睡眠を確保することが重要です。

寝る前のスマホやパソコンの使用を控え、リラックスした環境で寝るように心がけましょう。

整体と頭痛予防

整体は頭痛に効果がある?

整体を行い体のバランスを整えることで、血行を改善する効果が期待できます。

特に首や肩のアンバランスを解消することで頭痛の予防を期待できます。

姿勢が悪いと首や後頭部に物理的な負荷がかかりやすくなります。

このような状態ですと、理想的な姿勢の人と比べて頭痛が起こりやすくなります。

マッサージをして一時的に頭痛をおさえるのではなく、頭痛が起こりやすくなる根本原因を解消することが大切です。

あなたに合ったアドバイスが重要

一時的に頭痛をおさえることが目的ならば頭痛薬を飲む方がいいでしょう。

根本原因を解消して頭痛から解放されるならば、個々の状態に合わせたアドバイスも必要です。

頭痛予防のセルフケアに決定版はありません。

頭痛の原因は人によってそれぞれ異なるからです。

その人その人に最適なストレッチ方法や注意すべき生活習慣の見直しなど、具体的な頭痛対策をすることが重要です

まとめ

六月の頭痛は、気圧や湿度や季節の変わり目によるストレスが大きな原因です。

しかし、適切なセルフケアと生活習慣の改善、そして整体院でのケアを取り入れることで頭痛を予防することが可能です。

毎日の生活に取り入れやすい方法を実践し、快適な六月を過ごしましょう。

LINEで初診予約
042-350-8808

東京都稲城市平尾1丁目29番地7号
アビニヨン102

■受付時間
平日9:00〜12:00 / 15:00〜20:20
土曜 9:00〜14:20

■定休日
水曜・日曜・祝日、その他不定休あり

詳しいアクセスはこちら

PAGE TOP