院長プロフィール

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院長経歴

19歳から東京都品川区にある鍼灸整骨院の受付アシスタントとして働き始める。

働きながら専門学校に通い、鍼灸あんまマッサージ師の国家資格を取得。

28歳で東京都世田谷区でクラシックバレエを踊るバレリーナを専門に診るバレエ整体院を開業。

2017年の夏、住まいのある東京都稲城市に整体院を移転。

屋号を『稲城ひらお整体院』と改め、クラシックバレエのお悩み以外に、何度も繰り返す慢性的な不調の根本原因解消を目指す整体院としてリスタートしました。

私が整体院を開業した理由

整体師を志したキッカケ

19歳という若さで整体院業界の門を叩いた、というとよく「柔道やスポーツでもやっていたの?」と聞かれます。

私の場合、志望動機は「人に喜ばれる仕事がしたかったから」でした。

とても崇高な理念のように聞こえますね。

ですが、そのキッカケはあまり格好の良いものではありません。

私は整体院業界に入る前は、高校を出てから一年ほどフリーターをしていました。

あまり聞こえが良くないのですが、正直に書きます。

当時の私は遊ぶお金欲しさに時給の良いアルバイトを転々としていました。

高校を出たばかりのフリーターでもいい時給をもらえるというアルバイトにはそれなりの理由があります。

例えば、不動産関係の電話営業のアルバイト。

当時で確か時給が1400円くらいでした。

コンビニバイトが800円ぐらいでしたから破格の待遇ですね。

勤務体型も、シフト制ですらなく「希望日だけ来ればいい」という任意出勤でした。

オフィスは新宿の一等地の商業ビルの1階。

同期採用のアルバイトの方が60人くらいいました。

その60人がみんな一斉に、電話台帳に載っている番号にバンバン電話をかけて営業活動をするんですね。

広いオフィスの中でのべ100人近いスタッフが一斉に電話をしている喧騒は相当なものでした。

横並びのテレホンアポインター

そして、その同期の60人は1ヶ月後には5人にまで減っていました。

みんな辞めてしまうか、在籍こそしても職場に来なくなってしまいました。

この文章をご覧いただいている方の大半は突然の営業電話というものを経験されたことがあると思います。

営業電話って正直、あまりいい気持ちはしないですよね。

「結構です!」とか撥ねられたり、無言で電話を切るという対応をされるのはまだまだ優しい方です。

よほど先方のムシの居所が悪かったんでしょうが、具体的な言葉を書くのが躊躇われるようなひどい対応も少なからずありました。

かといってサボっていると社員さんに怒られるので(当然ですが)

出勤してから退勤するまで昼休みを除いてず〜っとは電話して断られ電話しては断られ……たまにボロクソ言われて、を繰り返していました。

頭を抱える男性テレホンアポインター

そんな仕事のストレスで、大きく同期の中には不調をきたす人が多くいました。

受話器の持ちすぎで腱鞘炎になる人、片耳だけ難聴になる人鬱っぽくなる人

気がつけば1ヶ月後には60人いた同期が5人。

私以外の4人は、ヤミ金融に結構な借金がある人、サラ金に家族に言えない理由の借金がある人、本業がカメラマンだけど本業で食べて行かれない人、本業がモデルだけどやっぱり本業で食べて行かれない人、だったと覚えてます。

今にして思うと、みんなハードですね。

目先の時給だけを動機に働いていた私もだんだん心身がすり減っていくのを感じました。

そうして次第にどうせ働くなら、人に喜ばれる仕事の方が絶対いいなと強く思うようになりました。

人に喜ばれる仕事ってなんだろう?

程なくして電話営業のバイトを辞めた私は整骨院の求人を探すようになりました。

当時は整体業界の知識は全くなく、お恥ずかしながらただ漠然としたイメージだけでこの業種を選びました。

体の不調でお悩みの方に、健康のお手伝いをする」というのは、とても人に喜ばれる仕事だと思ったのです。

手に職があれば食いっぱぐれないだろう、という狡猾な打算も大いにありました。

しかし、資格も経験もない私はことごとく面接で落ちました。

また、受付アシスタントならば男性よりも女性が欲しいという声が多く、就職活動はアルバイトであってもなかなか思うようにいきませんでした。

それからしばらく就職活動をして、私は品川区にある鍼灸整骨院にどうにか採用されました。

この鍼灸整骨院は、技術志向が強く痛みや不調の改善を目指す院でした。

この院が自分にとっての最初の整体院であったことが、のちの私の施術に対する指向性を決定づけたと思っています。

もし最初に勤めた鍼灸整骨院がここじゃなければ今は違う仕事をしていたかもしれません。

手技療法の世界にハマる

どうにか潜り込めた整体施術の世界はとても奥の深いものでした。

私はここからどっぷりと手技療法の世界にのめりこみます。

受付アシスタントとして働きながら、専門学校に通い、国家資格を取得し、施術者としてステップアップしながら通算8年近くこちらの鍼灸整骨院にお世話になりました。

あまり手先が器用な方ではなかったので、治療院が閉まった後は毎日毎日夜まで練習していました。

それでも手技の覚えが悪いスタッフでした。今にして思えばそんな不器用なのによくこの業界を選んだものです。

ご自身の家庭もあるのに遅くまで指導してくださり、篤く面倒を見てくださった当時の先輩たちには今でも(これからも)頭が上がりません。

やがて院内トレーニング以外でも、より高い技術とより深い知識を求め、外部の勉強会やセミナーにも積極的に参加するようになりました。

独立開業へ

別の整体院に転職しましたが数年して、独立開業をすることになりました。

理由は施術に対する方向性の違い。ありがちですね。

自分のやりたいことをやりたければ自分の院を持つ必要がありました。

短い期間での退職で、大変よくしてくださった社長や、先輩スタッフの皆様にご迷惑をおかけしてしまったことを今でも申し訳なく思っています。

経堂駅駅表

最初の開業先は世田谷区の経堂というところでした。

経堂周辺は整体院の激戦区で、半径200メーター以内に同業者が10件以上あるような場所でした。

私のクライアント様は既に半数以上がバレエ関係者だったこともあり、この激戦区で開業するならば専門性を持たないと厳しいと思い、バレエ専門の看板を掲げる判断をしました。

今にして思えば、大した自己資金もなく、土地に対する特別な理由もないのに、なんでそんなライバルが多いところに開業したのか自分でも不思議です。

整体院は腕さえあれば!という青い思い上がりがあったのは間違いありません。

この頃はただ若くて先のことを深く考えてなかったんだと思います。

今思い出しても、顔から火が出る思いです。

・・・・・・

それからはひたすら、バレエ関係のお悩みや不調に関する施術をする日々が続きました。

そんな毎日の中で、バレエのお悩みと姿勢には深い関係性があると感じるようになりました。

バレエ障害を繰り返したり、パフォーマンスに悩むバレリーナの姿勢にはとある共通点があります。

バレエの5番ポジション

それは、慢性的な肩こり・腰痛・頭痛でお悩みの方にも共通する姿勢の問題でした。

バレエ障害を繰り返したり、パフォーマンスの悩みを抱えているバレリーナのほとんどは6番ポジションでの静止時に理想的な姿勢から逸脱していました。

6番ポジションとはパラレル、つまり両足が前を向いたごく普通の立ち姿勢です。

バレエ障害を繰り返したり、パフォーマンスに伸び悩むバレエダンサーたちはバレエの姿勢だけではなく普通の立ち方に大きな問題があったのです。

姿勢に問題のあるバレリーナたちはバレエ障害以外にも腰痛や肩こり、頭痛の悩みを持ち合わせていました。

多くのバレリーナの施術を行う中で、不良姿勢が慢性的な腰痛や肩こり、頭痛を発生させ、バレエ障害やパフォーマンス低下の根本原因になるという説を、段々と確信するようになりました。

稲城市へ移転

治療院業は一生の仕事。

だから今度は、縁もゆかりもある稲城市で働きたいという思いから

2017年7月、住まいのある稲城市に移転し、稲城ひらお整体院として屋号も新たに開業いたしました。

稲城ひらお整体院は長年にわたる慢性的なお身体の問題をみる整体院です。

一人でも多くの地域の方の健康不安を減らし安心して毎日を暮らしていただくこと運営理念としています。

具体的には、繰り返す肩こり・腰痛・頭痛の根本原因の解消を目指した活動をしています。

本当にひどい腰痛や肩こり、頭痛は生活の質を著しく低下させます。

  • 腰が痛くてスポーツができない
  • 肩こりがひどくて気分が悪くなる
  • 頭痛がひどくて家事や仕事が手につかない
  • 薬が手放せない

痛みや不調は人生の安心を奪い、不安とストレスを与えます。

このような状態が長く続けば、肉体的な健康だけでなく、精神的な健康もやがて損なわれます。

痛みや不調を一時的に緩和させるのではなく、その根本原因の解消することがとても大切です。

ご利用者様のQ.O.L(クオリティオブライフ)を高め、毎日健康の不安なく、安心して暮らしていただきたいと考えています。

どこに行っても良くならないお身体の悩みにもう騙し騙し付き合うしかないのかな、と匙を投げる前にぜひ当院にご相談ください。

小さなことでイライラせず、常に前向きに明るく笑えて、仕事に、家事に、趣味にイキイキと打ち込める元気でハツラツとした体を取り戻しましょう。

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